HELM JAPAN LTD.
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プレスリリース:HELM AG、メタノール合弁会社を発表

HELM AG、Proman AG、サザン・ケミカル・コーポレーション(SCC)は本日、各社の地域的なメタノール販売活動を大規模に再編成し、グローバルな合弁会社ヘルム・プロマン・メタノール(HELM Proman Methanol)を設立することを発表しました。

Stephan Schnabel

Stephan Schnabel

Chief Executive Officer & Member of the Executive Board - Crop Solutions

Working for HELM since 1996

ドイツ、ハンブルク 2018年6月11日

HELM AG、Proman AG、SCC、および各社の子会社がもつ国際的な販売網をヘルム・プロマン・メタノールに統合することにより、メタノール販売の世界市場を牽引するマーケットリーダーが誕生します。3社はこれまでも緊密に連携してきました。

HELM AGの取締役会長であるハンス=クリスティアン・ジーヴェルス(Hans-Christian Sievers)は次のように述べています。「当社のお客様の期待にお応えするために、ヘルム・プロマン・メタノールの設立は正しい選択であると確信しています。メタノール需要の顕著な伸張を受けて、当社メタノール工場が生産を拡大するなか、メタノール販売を世界的な規模でコントロールして、これまで以上にお客様の要望にお応えしていくためには新会社が必要です」

新会社は2018年7月1日に業務を開始します。スイスのヴォレラウに本社を置き、米国のヒューストンおよびシンガポールにも主要なオフィスを設けます。

Proman AGのCEOであるデビッド・キャシディは、次のように述べます。「ヘルム・プロマン・メタノールの誕生により、高品質で信頼できるサービスを一元的に提供するグローバルな取引プラットフォームが築かれ、ビジネスはエキサイティングな新局面を迎えます。お客様の関心を十分に汲み取りながら、メタノール販売の分野で世界トップレベルになることを目指します」

合弁会社の持ち株比率としては、HELMが57%で過半数以上の株式を保有するほか、Proman AGが38%、SCCのCEO兼株主のジャン・W・スピンが5%となっています。ジャン・W・スピンは次のように述べます。「ヘルム・プロマン・メタノールは、共同設立者である各企業の強みや実績を活かして、メタノール業界のグローバルリーダーとなるはずです」     

HELMについて

HELM AGは1900年設立の同族企業で、ハンブルグを拠点としています。世界最大大手のケミカル販売会社の一つです。HELMは地域ごとに異なる市場の事情に通じており、世界30ヶ国以上に設けた100社を超える支社、販売拠点、合弁事業(資本参加)を通じて世界の主要な市場にアクセスすることができます。多機能型の総合販社として、化学品(フィードストックと誘導体)、植物防疫、原薬(API)・医薬品、肥料の各分野で事業を展開しています。HELM AGの従業員数は合計で1,521人となっています。

Promanについて

1984年にプロジェクトマネジメント会社として設立されたPromanは、その後、グローバルに資産を保有し、エネルギー生産をはじめとする多角的な経営を進める国際企業へと発展を遂げました。

スイス本社のほか、米国、トリニダード・トバゴ、オマーンに法人資産を持ち、現在メキシコにも進出中です。Promanはメタノール生産で世界2位にあり、肥料生産で世界トップ10の一つに数えられます。

また、石油化学プラントの運営、石油化学プラントや発電所の建設、商品の販売や物流、プロジェクトマネジメントの分野における豊富な経験に支えられた有力なサービス企業でもあります。

SCCについて

サザン・ケミカル・コーポレーション(SCC)は最高のサービスとソリューション指向型のロジスティクスを提供することで、お客様のビジネスモジュールを最強なものとします。確実な供給と信頼性の高い流通網を強みとして、アメリカ大陸の大小さまざまな企業にメタノールとメラミンを提供しています。

SCCがお客様のために心を砕いているのは、競争力のある価格や信頼性のある在庫確保にとどまりません。SCCはレスポンシブル・ケア(Responsible Care®)の活動に全力を尽くし、長年にわたりきめの細かい顧客サービスを提供してきました。強力なマーケットリーダーであるSCCは、商品、豊富な情報力、費用対効果を最大化した物流ソリューションを通して、お客様の競争優位性を生み出すために、日々努力を重ねています。